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supplement

人間の心と普遍の美しさに関心を持つ人事・キャリアコンサルのつぶやき

自信をつける休日の過ごし方

活躍している人は、“自己効力感(=自信)”を高められるような休日の過ごし方を実践していると、ここ最近強く実感します。

 

例えば、ある人は、休日にアメリカの政治家であるラムズフェルドの自伝を読み、ピッグス湾事件について取り上げている映画「グッドシェパード」を観る ―――

この人は政府・CIA等、世の中を取り巻く権力とその大きな動きについて関心があり、実際に仕事の中でも大きな決断をしながら、大きなムーブメントを起こすことに尽力しています。

堅苦しくみえる休日でも、この人はかなりの充実感を覚え、気持ちが高揚し、次のステップに向かって頑張ろうと思えるそうです。

 

私はこれこそが、自己効力感を高める過ごし方であると思います。

 

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ところで、この自己効力感という言葉。
カナダ人心理学者のBandura(1977)によれば、「ある事態に対処するために必要な行動をうまくやり遂げることができるかどうか、についての本人の判断である」と定義しています。

 

自己効力感は、動機づけ(モチベーション向上)の重要な要素なので、目標達成する上では是非高めていきたいものです。

Banduraが論述している自己効力感の高め方には4種類あります。

 

  1. 直接体験:自分が仕事で成功を実際に体験すること
  2. 代理体験:他者の(成功)体験を観察することで、自分も同じ行動ができるかどうかを知ること
  3. 言語的説得:他者からの説得や教示であり、人から「君ならできる!」等と言われること
  4. 情動的喚起:緊張や不安を経験する際に感じる身体的・生理的な興奮を経験すること 

(1)が最も効果があるものなので、それについてはまた今度執筆したいと思いますが、前述したある人の休日の過ごし方は、まさに(2)に該当します。

 

自分が携わりたい領域で実際に活躍している人の、(紆余曲折を経た上での)成功体験を読んだり、観たりすることは、「自分もそういうことができるはず!」という自信に繋がるということです。

 

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100年人生をどう生きるかについて論じられている「LIFE SHIFT」にも、“余暇は、Re-Creationの時間である”と記されています。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

Re-Creationとは、新しいステージに向かって自分を再創造するための投資期間。
私は、この考えにすごく共感します。


私がキャリアコンサルティングで見てきた、日々頑張っている方は、成功体験を日々積み重ねていることは勿論のこと、新しいステージに向かって自己投資をしています。 

 

自己効力感を高める活動も、まさに自己をRe-Createする方法の1つなのです。