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人間の心と普遍の美しさに関心を持つ人事・キャリアコンサルのつぶやき

あなたが持つ「基本前提」が、あなたを苦しめているかもしれない

私たちの行動を決めるのは、信念や価値観です。じゃあ、個人の信念や価値観は、何によって作られているのでしょう?

 

それは、自分自身の経験やこれまで触れてきた情報等、色々あります。

組織文化理論(Edgar Schein)を個人に応用するのであれば、文化の基本前提も私たちの信念や価値観を決めているとも考えられます。

言い換えれば、世の中に蔓延っている「当然すぎて気づかれない前提」です。固定概念とも言い換えられるかもしれないです。

 

例えば、仕事中はビジネススーツを着るべきだ。映画館では、静かにするべきだ。女性は、好かれる存在であるべきだ・・・

 

そんな前提を私たちは、日常にある物体(建物、ロゴ、ポスター、製品、芸術)、言語表現(神話、メタファー)、活動(作法、コミュニケーションパターン、娯楽)から、自然と習得していきます。

 

そのような前提が行動(思考パターン)を作り上げているからこそ、異文化のダイバーシティ実現は難しいのです。国が違えば、蔓延る物体や言語表現、活動がかなり異なるからです。

 

そのような前提が作り上げた価値観を大事にするのもとても良いことです。同時に、もしかしたら他の価値観を持つと、もっと自分が楽になるかもしれないです。

日々何かに縛られていて、自由になれない感覚があるなら、まずは「基本前提」に注意を払ってみましょう。

 

基本前提に気づくコツは、他の環境に身を置く、普段話さない人と話す等、普段取らない行動をしてみることです。

そこで「違和感」を感じたら、自分とは異なる前提に気づいたサインの可能性が高いです。

 

 

Hatch組織論 -3つのパースペクティブ―

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